OSAKA, KANSAI, JAPAN EXPO 2025 | 滋賀 meets EXPO
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万博ってな〜に?
正しい名前は「万国博覧会」
万博は「万国博覧会」を省略した呼び方で、さまざまな国が参加して、互いの文化や技術を見せあう国際博覧会のことです。
参考:外務省ホームページ 「万国博覧会とは?」
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/hakurankai/banpaku.html
世界中から人やモノが集まるイベント
万博は地球全体のさまざまな課題に取り組むために、たくさんの人やモノが世界中から集まるイベントです。新しい技術や商品が生まれ、生活が便利になる「きっかけ」となります。
資料提供:2025年日本国際博覧会協会
https://www.expo2025.or.jp/overview/purpose/
万博の歴史
万博のはじまり
世界で初めての万博は1851年にイギリスで開かれたロンドン万博で、25か国が参加しました。 日本からの初めての出展は、1867年、フランスの第2回パリ万博でした。
参考:外務省ホームページ 「万国博覧会とは?」
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/hakurankai/banpaku.html
日本で初めての万博
1970年「日本万国博覧会(大阪万博)」
日本では1970年に大阪で初めて万博が開かれました。テーマは「人類の進歩と調和」。
世界中の最新の技術が集まり、国内外からたくさんの人たちがおとずれました。
当時つくられた「太陽の塔」は、今でも万博記念公園で見ることができます。
参考:公益社団法人2025年日本国際博覧会協会, 万博学習読本小学校版別冊(短縮版), 2024年, p.3
大阪万博のテーマ館の一部としてつくられた「太陽の塔」
大阪府吹田市の万博記念公園は、1970年の大阪万博の会場跡地です。
写真提供:大阪府
万博と滋賀県のつながり
「太陽の塔」には外から見えるところに3つの顔があります。
1つ目は、頂上にある金色に輝き未来をあらわす「黄金の顔」、2つ目は正面にある現在をあらわす「太陽の顔」、3つ目は背面にある過去をあらわす「黒い太陽」です。このうち、3つ目の「黒い太陽」は、滋賀県の伝統的工芸品である信楽焼のタイルでできています。
また、明治時代に日本の出版を支えた印刷機に「謄写版(とうしゃばん)(通称:ガリ版)」というものがあります。これは東近江市出身の堀井新治郎父子(ほりいしんじろうおやこ)が発明したもので、当時の出版技術の大発明でした。このガリ版は、1893年のシカゴ万博(アメリカ)で発表された「エジソンズミメオグラフ」という印刷機をヒントに発明したものです。
信楽焼で制作された「黒い太陽」
シカゴ万博で見た「ミメオグラフ」からヒントを得た謄写版(ガリ版)
写真提供:大阪府
参考:太陽の塔オフィシャルサイト「太陽の塔とは」
https://taiyounotou-expo70.jp/about/
参考:新ガリ版ネットワーク「謄写版(ガリ版)について」
https://gamo-gariban.com/sample-page
大阪万博から生まれたモノ
新しい技術や商品が生まれ、生活が便利になる「きっかけ」となる万博。
1970年の大阪万博でも、今では一般的となっている商品や技術が発表されました。
ワイヤレステレホン
「ワイヤレス」とは「電話線がない」という意味で、現在の携帯電話のもとになりました。
1970年の大阪万博では、単なる見本として展示してあったのではなく、実際に会場にいる人同士や、日本国内の通話で使うことができました。
リニアモーターカー
磁力で浮上して走るリニアモーターカーは、未来の乗り物として紹介されました。
今、建設が進んでいる「リニア中央新幹線」は、最高時速500kmで東京と大阪の間を約1時間で結ぶといわれています。
電気自動車
その名の通り、ガソリンを使わずに電気の力で走る自動車。街中で見かけることも増えましたが、もともと大阪万博で未来の乗り物として登場し、来場者用のタクシーなどに使われていました。
動く歩道
移動する距離が長い時などはとても便利な「動く歩道」。
今では空港などいろいろな場所にありますが、これも大阪万博で登場しました。
缶コーヒー
缶コーヒーそのものは、大阪万博より前から作られていました。しかし、当時はまだあちこちで見かけることはなく、大阪万博をきっかけに流行したと言われています。
参考:関西電力株式会社
https://www.kepco.co.jp/brand/for_kids/teach/2017_04/detail1.html
資料提供:2025年日本国際博覧会協会
https://www.expo2025.or.jp/overview/purpose/
2025年の大阪・関西万博はどんな万博?
テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」
2025年の大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」です。
このテーマには世界中のすべての人にとって「幸せな生き方とは何か?」について考え、「すべてのいのち輝く未来社会」のためにアイデアを出しあったり解決方法を考えたりしてほしいという思いがこめられています。
参考:公益社団法人2025年日本国際博覧会協会, 万博学習読本小学校版別冊(短縮版), 2024年, p.8
開催期間
2025年 4月13日(日)〜
10月13日(月)
184日間
開催場所
大阪 夢洲(ゆめしま)
大阪・関西万博の5つの特徴
1
海と空を
感じられる会場
2
世界中の
「いのち輝く未来」
が集う万博
3
未来の技術と
社会システムが
見える万博
4
本格的な
エンターテインメントを
楽しめる万博
5
快適、安全安心、
持続可能性に
取り組む万博
資料提供:2025年日本国際博覧会協会 https://www.expo2025.or.jp/overview/masterplan/